ドッペルゲンガー殺人事件 (5)

2020年2月15日(土)放送、フジテレビ系土曜プレミアム「目撃!超逆転スクープ5」
21時00分~23時10分

全米を震撼させた事件「もう一人の自分が存在する」ドッペルゲンガー殺人事件を特集。

もう一人の自分を見てしまうようなドッペルゲンガーという現象。ドッペルゲンガーを見ると近いうちに死んでしまうなどというような話は、一見オカルトであるかのようにも思えるが、実は科学的な説明ができている。

1996年、スイス・チューリッヒ大学のピーター・ブルッガー博士の元に、ドッペルゲンガーを目撃したという陶芸家の男性が運ばれてきた。この男性は目覚めにドッペルゲンガーを目撃し、その直後、激しい頭痛に見舞われた。

検査の結果、頭痛の原因は脳腫瘍であることが判り、手術で腫瘍部分を切除したが、それと同時に男性はドッペルゲンガーを見ることもなくなった。

ブルッガー博士の調査で、この男性と同じように、脳の側頭葉と頭頂葉の境界領域に腫瘍ができた場合に、ドッペルゲンガーを見ることがあるという症例がいくつか存在していることが判明。現在進行形で、ドッペルゲンガーについて研究が行われている。

今回は、このドッペルゲンガー事件が特集されるので、事件の概要についてまとめてみた。

■目次

ドッペルゲンガー殺人事件とは

ドッペルゲンガーとは?わかりやすく説明

ドッペルゲンガー殺人事件の概要

ドッペルゲンガーは存在しない?

ドッペルゲンガー殺人事件とは

ドッペルゲンガー殺人事件 (2)

「自分とそっくりの姿をした分身ドッペルゲンガーに出会うと死ぬ」  そんな恐ろしい都市伝説が現実化したような事件が、世界を騒然とさせた。舞台は、2016年のアメリカ・ニューヨーク。謎の美女が自分そっくりの美女を殺して“入れ替わる”……まるで小説のような殺人計画だった。

自分に似たオルガを殺そうとした”世紀の悪女”ビクトリア 「私はチーズケーキを食べて、部屋の床に激しく嘔吐し、そして昏睡状態になったのです。救急隊が来たとき『あと40分遅かったら死んでいた』と言われたそうです」  そう語るのは、ウクライナ出身のオルガ・ツウィク。

彼女が勤める美容サロンの常連客を自宅に招いたところ、殺されそうになり、一命を取り留めた。  “凶器”は手土産の毒入りチーズケーキ。そして犯人は、オルガのパスポートや免許証を奪い去った……女の狙いは、オルガに“なりすます”こと。過去の犯罪歴を消すためだった。

この悪魔のような計画を実行に移したのは、ロシア出身のビクトリア・ナシロワ。
ロシアでの殺人容疑で国際指名手配中の容疑者だった。それだけではない。逃亡先のニューヨークでも数々の犯行を重ね続ける“世紀の悪女”だったのである。

東洋経済オンライン

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ドッペルゲンガーとは?わかりやすく説明

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ドッペルゲンガーとは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象。自分とそっくりの姿をした分身。第2の自我、生霊の類。同じ人物が同時に別の場所(複数の場合もある)に姿を現す現象を指す。

参照wiki

ドッペルゲンガーは、ドイツ語で、英語でいえばdouble、要するに自分そっくりの分身の事。ドイツの都市伝説で有名なのが「ドッペルゲンガーを見た者は数日のうちに必ず死ぬ」という噂がある。この噂の原因の1つに脳腫瘍と言う仮説もある。

西洋だけの伝承では無く、中国にも「離魂病」の伝承があり、「捜神後記」には「外出した夫が、もう一人の自分がまだ床に寝ているという妻からの知らせを受け、帰ってみると確かに自分が寝ている。その姿をそろそろとさすっていると、だんだん朦朧となって、ついに消えてしまった。それ以来、夫はわけのわからない病気にかかって死んでしまった」という都市伝説がある。

ドッペルゲンガーには、芥川龍之介やエリザベス一世、リンカーン等の有名人も会ったことがあるそうだ。

芥川龍之介に関しては、ドッペルゲンガー現象が起きた事で自〇をしたという都市伝説が残っている。しかし、これは依然、仮説の域を脱せず、また「第三者によって目撃されるというドッペルゲンガー」の事例もあり、前述とつじつまの合わない部分もある。いずれにしろ、しばしばオカルト的な捉え方をされる場合が多い。

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ドッペルゲンガー殺人事件の概要

ドッペルゲンガー殺人事件 (4)

ロシア出身のナディア・フォードが、憧れの地・ニューヨークに渡ったのは2007年。故郷に1人残してきた母親アラを気遣い、毎日のように国際電話をしていた。

異変が起きたのは、2014年9月。
母のアラが暮らすアパートの隣の部屋に、セレブのような美女が引っ越してきて親しくなったという。その美女こそ、ロシアで窃盗や恐喝などの犯罪を重ねる悪女・ビクトリアだった。 人のいいナディアの母親は「ニューヨークに行く」というビクトリアに、娘へのことづけ、現金6100ドル(約66万円)や高価なコートを預けてしまった。もちろん、その金がナディアに届くことはなかった。

2014年10月、事態は急変。
ナディアが何度電話しても母親は出ない。ロシアに緊急帰国するが、アパートから母の姿は消えていた。クローゼットの中には母が残した「DENGI(お金)」というメッセージ。その言葉どおり、母が部屋に隠していた現金5万ドル(約540万円)が消えていた。  

ナディアは失踪した母を見つけるため、手作りのチラシを配って情報を集め、広大なロシアを自ら運転する車で奔走した。だが3カ月が経っても成果はゼロ。そこで探偵を雇い、道路上の防犯カメラを片っ端から調べると、ついに、1台の車の助手席に寝かされた母親の画像を発見。そのレンタカーの借り主は、あのビクトリアだった。


ナディアの母親の殺害容疑でビクトリアの取り調べが始まる。

ようやくすべての悪事が暴かれるかと思われたが、ビクトリアは、その美貌を武器に、捜査官を誘惑し、偽造パスポートでロシア国外へ逃亡してしまった。そして、ナディアの母は焼死体で発見されてしまう。

そこは、自宅から遠く離れた、悪女・ビクトリアの故郷だった。インターポール(国際刑事警察機構)は、殺人容疑でビクトリアを国際指名手配したが、もはや彼女の行方は誰にもわからなかった。

ナディアは殺された母の復讐を誓い、ニューヨークに戻った後も執念の捜索を続けていた。
ビクトリアはどこへ逃げたのか?国際指名手配犯の潜伏先を見つけたのは、ナディアだった。それは生前、母から聞かされていたビクトリア・ナシロワのフェイスブック。驚くことに逃亡中もニックネームで写真を投稿し続けていたのだ。まるでセレブのように、きらびやかな生活を写した自撮り写真ばかり。

そんな憎きビクトリアの潜伏先は、なんと娘・ナディアの住むニューヨークだった。
そこでナディアは、ある敏腕探偵にビクトリア捜索を依頼。ニューヨーク市警に20年勤務したハーマン・ワイズバーグだ。「これは私のキャリアで、最もやりがいのある事件になると思いました。国際指名手配中の逃亡犯を追いかけるなんて初めてでしたから」  ハーマンはすぐに、ビクトリアがネット上に残した“手がかり”に気づいた。  

それはフェイスブックに投稿された1枚の写真。よく見ると、サングラスのレンズに車のダッシュボードが映っていることがわかる。「ナビの画面」の上に、「アナログ時計」という特徴的なデザインだった。  

ハーマンは、そのダッシュボードをひたすら探し歩く。そして、アメリカ製高級セダンのデザインと一致。ビクトリアが乗っている車を突き止めたのだ。 さらにハーマンは、ビクトリアがフェイスブックで「いいね!」する店が、ブルックリンのロシア人街に集中していることに気づき、周辺を捜索。 すると、“ビクトリアの乗る高級車”が一軒のアパートの前で停まっているのを発見したのだ。  

さらに、そのアパートの前にある「電柱」「電線」「マンホール」ビクトリアが室内で撮影した自撮り写真のサングラスに映っていた「窓の外の景色」とピタリと一致した。  

ハーマンは、サングラスに映った手がかりから、ビクトリアの住む部屋の特定に成功した。  なんとそこは、娘・ナディアの家からわずか1kmしか離れていない場所。母親の仇は、追跡を続ける娘の「目と鼻の先」にいたのだ。

その頃、悪女・ビクトリアは逃亡先のニューヨークでも、複数の被害者から金品を奪う犯行を繰り返していた。そして、2016年6月、出会い系サイトで知り合った男性を部屋に招き、手料理に薬物を混入する「昏睡強盗事件」を起こす。 「ビクトリアは魚とグリーンピースのすてきな料理を振る舞ってくれたんだ。料理を一口食べたら、ほんの2分で意識がなくなったんだよ」  

被害者は、クリーニング店主のルーベン・ボロコフ。2日間意識を失ったが、一命は取り留めた。その間、ビクトリアは彼のクレジットカードで30万円近い宝石類を買い、さらに現金1000ドル(約11万円)を盗んでいた。 そしてビクトリアは再び国外逃亡を画策する。国際指名手配犯がアメリカから出るためには、偽のパスポートが必要だ。そこで企てたのが「自分そっくりの美女を殺し、彼女の人生になりすますこと」


それが、2016年8月に起きた“ドッペルゲンガー殺人”。

この悪魔のような計画のターゲットになったのは、ウクライナ出身のオルガ・ツウィク。自分に似たオルガを見つけたビクトリアは、彼女が働く美容サロンに半年間、客として通い、友人関係になったうえで「毒入りチーズケーキ」を食べさせたのだ。  

ところが、オルガが九死に一生を得たことで、ビクトリアの悪魔の計画は音を立てて崩れていった。 「あの女が本当にビクトリア・ナシロワなのか……」  2017年3月、探偵・ハーマンは、ビクトリアが住むアパートの近くで張り込みを続けていた。

するとアパートから出てきた1組のカップル。女は、フェイスブックの写真で見たビクトリアとは思えぬほど太っている。 「別人ではないか」 そんな疑念を振り払ったのは、ハーマンの経験からつかんだ「決定的証拠」だった。  

「私は、警察官のときのクセで、いつも相手の靴を見るんです。これはブーツのような特徴的な靴ですが、逃走犯でも、靴は替えないものです」  女のブーツが、ビクトリアがフェイスブックに投稿した写真で履いているブーツと一致。

ハーマンのつかんだ情報によって、ついに警察がビクトリア逮捕に動くことになった。しかし、まだ安心はできない。逮捕容疑はあくまで「昏睡強盗」。この罪だけでは、すぐに釈放される恐れがある。ロシアでの殺人容疑は、現地の警察が指紋を取っていなかったため、女が本当にビクトリア・ナシロワだと証明することができなかったのだ。

そこで、探偵・ハーマンは思い切った奇策に打って出る。
ハーマンは、大手新聞社に声をかけ“国際指名手配犯の逮捕”という特ダネを売り込んだ。その狙いどおり「ビクトリア逮捕」は紙面を飾り、メディアは世紀の悪女の犯罪を大々的に報じ始める。世間の好奇心を刺激し、注目を集めたことで、警察はビクトリアを簡単に釈放できなくなったのだ。そして、ロシアでもビクトリアの逮捕が報じられることとなった。 執念の追跡を続けた娘・ナディアの悲願がようやく報われたのは、ナディアの母が姿を消してから、2年5カ月が過ぎた、春の日だった。

東洋経済オンライン

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ドッペルゲンガーは存在しない?

ドッペルゲンガー殺人事件 (3)


ドッペルゲンガー殺人事件は、意図的に作られたものだったが
しかし、ドッペルゲンガー現象とされるものは、その真偽はおくとしても世界中で報告されている。

有名なのは、かのゲーテがもう一人の自分と出会ったとされるエピソードで、日本でも江戸時代の随筆家が「影の病」という名のドッペルゲンガー現象について記述してある。

ドッペルゲンガー現象で「見たら死ぬ」という話は、昔から存在する死期が迫ると魂が身体から離れて勝手に行動し始める、という考え方が背景にある。例にあげたゲーテのように長生きしたケースもあるから、ドッペルゲンガー=死、というのはあくまでも都市伝説。

なので、ドッペルゲンガーがあるかどうか、という議論は実は正しくない解釈。
ドッペルゲンガーというのは、第三者が、ある人にそっくりな人を見たということに過ぎない。それは結果であって、どういう原因で起こったことなのか、仮にそういう現象が観察されたとしてもそれがどういう事実に基づいているのか、はっきりしていない。

同じ人が2人いて、その2人を見る。
一人の人が、2か所に同時に存在している。
一人の人の肉体が存在している場所と別の場所に、その人の何かが存在している。

ドッペルゲンガーというのは、どういう現象のことだかわからないまま、第三者が見たということだけを問題にしている。ある人はそういう似た人がいると答えるだろう。ある人はバイロケーションだと答えるだろうし、ある人は生霊であると答える。それぞれの人は違う木を見上げて解釈している。


しかし、ドッペルゲンガー現象が観察されているのは確か。

だから完全に否定も困難ではある。ドッベルゲンガーについては、信じない人がいたとしても、公式記録が残っている実話でかなり有名なものが多いのは、これからも研究が必要な分野といえるだろう。

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Source: まとめるクローンx

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